イランとアメリカ
中国国連大使、「西アジアの緊張は米の核合意離脱とイランへの圧力が要因」
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中国の張軍国連大使
中国の張軍国連大使が、「西アジアでの緊張の要因は、アメリカによるイラン核合意離脱とイランに対する最大限の圧力だ」と語りました。
イルナー通信によりますと、張大使は30日火曜(日本時間の1日水曜)、イラン核合意関連決議2231の実施状況に関する、グテーレス国連事務総長の9回目の報告の検討のためオンライン形式で開催された安保理会合において、「緊張の主要因はアメリカの核合意離脱、及びイランに対する一方的な制裁にあり、イランや核合意に対するアメリカの一方的なやり方は、核合意や安保理決議2231に反するものだ」と述べました。
また、核合意の完全実施は、核兵器拡散防止、および西アジアの和平と安定樹立のため重要だと強調し、「核合意は、完全に法的な原則に基づいている」として合意存続を強く求めました。
さらに、「アメリカは核合意から離脱している。このような状況で対イラン武器制裁延長要求を提出することはできない」とし、「イランが核合意の責務を縮小したのは、アメリカによる最大限の圧力が理由だ」と指摘しました。
そして、イランによるミサイル・人工衛星計画について、「これらの計画はどれも核合意違反には当たらない」との見方を示しています。
対イラン武器売却に関連した禁止措置は、決議2231を根拠として、本年10月18日をもって解除されることになっています。しかしアメリカは、この措置の延長を強く求めています。
アメリカは2年前、安保理決議2231を無視して対イラン核合意から正式に離脱したにもかかわらず、「決議の条項に照らせば依然として核合意の当事国である」と主張しています。
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