凶悪犯罪の急増で、米ジョージア州が緊急事態宣言
7月 07, 2020 17:32 Asia/Tokyo
米ジョージア州のケンプ知事は、州内での凶悪犯罪の増加を受けて緊急事態を宣言しました。
米CNNによりますと、米ジョージア州のケンプ知事は6日月曜、州内での凶悪犯罪の増加を受けて緊急事態を宣言し、州兵最大1000人を動員しました。
同知事の声明によりますと、独立記念日を含む週末にかけて、州内に住む30人以上が銃撃で負傷し、8歳の女の子を含む5人が死亡しています。
女の子の殺害を受け、同州アトランタのボトムズ市長は5日、過去数週の間に同市で75件を超える銃撃事件が起きていると述べました。
5月下旬、ミネソタ州で黒人男性が警官に首を押さえつけられて死亡した事件以降、アトランタ中心部では複数の抗議デモが繰り広げられており、これらの一部は略奪や破壊行為に発展しています。
ケンプ知事は声明で「平和的な抗議デモは危険で破壊を目的とする犯罪者に乗っ取られた。今や罪のない州民が標的にされ、銃撃され、殺害されている」と述べました。
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