米大統領が、警察の暴力を全面支持
7月 15, 2020 18:36 Asia/Tokyo
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トランプ大統領
トランプ米大統領が改めて、同国の警察の人種主義的な行動を支持しました。
ファールス通信によりますと、トランプ大統領は14日火曜、アメリカの警察中枢が包囲されていると主張しています。
トランプ大統領はあるインタビューにおいて、アメリカの警察の暴力行為や殺害行為には触れず、「白人は黒人よりも多く警察官により殺害されている」と主張しました。
そして、「私に反対する人々は、アメリカ警察の予算を打ち切ろうとしている」と語りました。
トランプ大統領のこうした主張の一方で、全米規模の抗議行動の主要な原因は、黒人に対する米警察の暴力とされています。
今年5月25日、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで、黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官に首をひざで押さえつけられ、死亡しました。この事件をきっかけにその後、アメリカ各都市で警察の人種主義的な行動に抗議するデモが展開されています。
トランプ大統領は、治安部隊に抗議者の強行排除を指示して各方面からの強い非難にさらされました。
アメリカでは、過去1ヶ月以上にわたる抗議行動の中で、数千人の負傷者や逮捕者が出ています。
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