米ニュージャージー州裁判官の自宅銃撃、容疑者は元弁護士
7月 21, 2020 18:56 Asia/Tokyo
米ニュージャージー州連邦地裁の裁判官の自宅が銃撃され、裁判官の息子が死亡した事件で、同州の連邦検察は20日月曜、容疑者の男を特定したことを明らかにしました。
CNNによりますと、この事件は今月19日、同州ノースブランズウィックにあるエステル・サラス裁判官の自宅を訪れた男が玄関のドア越しに発砲し、サラス裁判官の息子で大学生のダニエル・アンダールさん(20)が死亡、夫で弁護士のマーク・アンダールさんが負傷したものです。
目撃証言によれば、銃撃犯は宅配大手フェデックスの制服を着ていたとされ、捜査員は、サラス裁判官宛てのフェデックスの小包を発見したということです。
なお、容疑者の男は自らを銃で撃って自殺し、サラス裁判官は事なきを得ました。
検察は、銃撃した男をロイ・デン・ホランダー容疑者と断定しています。
裁判記録によれば、ホランダー容疑者は、かつてサラス裁判官が担当した裁判の弁護士だったとされています。サラス裁判官は昨年春、ホランダー容疑者の主張の一部は退けたものの、一部の主張は認め、裁判の続行を認めていました。
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