ドル建てによる中露の貿易が50%減少
(last modified Sun, 02 Aug 2020 19:22:07 GMT )
8月 03, 2020 04:22 Asia/Tokyo
  • ロシアと中国の国旗
    ロシアと中国の国旗

ロシアと中国が、両国間の貿易における米ドルの割合を削減しました。

ロシアのニュースチャンネル・ロシアトゥデイによりますと、今年の第1四半期において中国とロシアの貿易に占める米ドルの割合が、初めて50%を切りました。

ロシアと中国は、米ドルを排除することについて協議し、その後この目標を達成しました。

この報道によれば、2016年のロシア・中国間の貿易に占めるドルの割合は90%を超えていました。

複数の統計から、この両国間の貿易全体の54%が、中国の人民元ユーロそしてロシア・ルーブルにより行われたということが判明しています。

ラブロフ・ロシア外相は今年1月、「わが国は段階的なドルの排除政策を進めており、可能な限り各国の通貨による取引を目指している」と語りました。

トランプ米政権は2017年1月の発足以来、中国に対抗するアプローチをとっています。

中国に対するアメリカの圧力強化戦略としてのアメリカ政府の最近の工作には、通信機器大手ファーウェイをはじめとする中国大企業への制裁行使、台湾との協力の強化、南シナ海への米軍艦の大々的な駐留、新型コロナウイルスをめぐる中国との舌戦、米ヒューストンにある中国総領事館の閉鎖命令などが挙げられます。

 

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