ドイツが、サウジアラビアに対しＮＰＴの完全な遵守を要請

8月 13, 2020 18:22 Asia/Tokyo

ドイツ外務省は、サウジアラビアに対しＮＰＴ核兵器不拡散条約を完全に遵守するよう求めました。

ファールス通信によりますと、ドイツ外務省は12日水曜、声明を出し、［サウジアラビアの核計画は、ＩＡＥＡ国際原子力により定められた国際基準に沿ったものでなければならない」としました。

これ以前にアメリカの新聞ニューヨークタイムズ紙は、報告の中で、「アメリカの各情報機関は、核燃料製造に必要なインフラの建設に向けたサウジアラビアの行動を検討している。このインフラによって、サウジアラビアは核兵器を製造する道に入りこむ可能性がある」としています。

アメリカの情報機関の報告によれば、サウジアラビア首都リヤド付近である建物の建設が完了されており、これは同国の公告されていない核施設の一つであると見られています。

最近、アメリカの新聞ウォルストリートジャーナルも、サウジ北西部にイエローケーキ（ウラン精鉱）製造施設が存在すると発表しました。

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