米大統領が、イスラム系女性議員を激しく攻撃
8月 18, 2020 18:45 Asia/Tokyo
トランプ米大統領が人種主義的な立場をとり続ける中、議会のイスラム系女性議員に対し、黒人に対する警察の反人道的な行動やアメリカのシオニスト政権イスラエル支持を非難したとして、口頭攻撃をしました。
アメリカの政治専門紙ザ・ヒルのウェブサイトによりますと、トランプ大統領はソマリア出身の女性下院議員イルハン・オマル氏を口頭で強く非難し、同議員がアメリカを嫌っているものの選挙では当選するだろう、と発言しました。
また、「イルハン・オマル議員は、わが国やイスラエル、米政府と同盟を結ぶ諸国について、悪口雑言を発している」と述べました。
さらに、このイスラム系女性議員を狂信者だとし、「オマル議員は、米ミネソタ州ミネアポリス警察をがん細胞呼ばわりしている。また、今秋の大統領選で民主党候補として指名が確実になっているジョー・バイデン氏もオマル議員を支持している」と語っています。
トランプ大統領はこれまでに何度も、アメリカの国内政策や対外政策の戦略を批判したことを理由に、オマル議員を口頭で強く攻撃しています。
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