8月 19, 2020 21:40 Asia/Tokyo

アフリカ西部マリで軍が権力を掌握し、人々を救済するため国家委員会を組織したことを発表しました。

19日水曜、フランス通信が報じたところによりますと、クーデターを起こしたマリ軍は続けて、同国が締結している全ての国際合意は有効であり、今後も遵守されることを強調しました。

この報道では、今回の反乱は同国の首都バマコ近郊の軍駐屯地内から始まったとされています。また、一部の政府高官や閣僚が逮捕され、拘束中であると言われています。

報道機関は19日、マリ国営メディアでの報道をもとに、同国のケイタ大統領が辞任したことを伝えました。

ケイタ大統領は、シセ首相と共に18日火曜夜、クーデターを起こした軍に拘束され、同国の議会も解散されました。

グテーレス国連事務総長は、ケイタ大統領を無条件で即時釈放するよう求めています。

外交筋が明らかにしたところによりますと、国連安保理は19日に緊急会合を開き、マリの状況について話し合うとしています。

政情不安定なマリでの危機勃発は、新型コロナウイルス感染拡大、教育関係者らによるスト、今年3月の議会選挙から起きた反目による政治的緊張などが原因と見られています。

 

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