米連邦地裁が、TikTokの配信禁止措置を一時的に無効化
9月 28, 2020 18:08 Asia/Tokyo
トランプ政権が動画投稿サービス「TikTok」の配信禁止措置を発表したのに対し、ワシントン連邦地裁は政府の決定を一時的に無効とする判決を下しました。
ファールス通信によりますと、米国政府の決定は現地時間で27日23時59分に発効するはずでしたが、米ワシントン連邦地裁のカール・ニコルズ判事は、「TikTok」を運営する中国企業「バイトダンス」の差止請求権を認めました。これによりappleストアやグーグルplayなどでTikTokのダウンロードが引き続き可能となりました。
9月18日夜、「TikTok」を運営する中国企業「バイトダンス」は、米国内における同アプリの使用を禁止するとしたトランプ政府の決定を取り下げるようワシントン連邦地裁に申立てを行っていました。
米国政府は、「Tik Tok」や「WeChat」などの中国のインスタントメッセンジャーアプリがアメリカのユーザーをスパイし、個人情報や時には重要な情報を中国に提供していると主張しています。
中国当局はこの主張を否定しており、中国と米国の間の緊張は、ここ数ヶ月で非常にエスカレートしています。
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