仏領ニューカレドニアで、フランスからの独立の是非を問う住民投票
(last modified Sun, 04 Oct 2020 09:33:44 GMT )
10月 04, 2020 18:33 Asia/Tokyo

フランスの海外領土の1つ「ニューカレドニア」の人々は、フランスからの独立の是非を問う2回目の住民投票を開催しました。

フランス24テレビによりますと、大西洋に浮かぶニューカレドニア当局者は、投票率は49パーセントであったと述べました。

この数字は、2018年の1回目の住民投票の投票率よりも8%高くなっています。
約18万人が今回の住民投票への投票権を有しています。

ニューカレドニアは1853年以来フランスが所有しています。

長い交渉の末、当時のジョスパン仏首相は、1998年に、フランス政府および、独立派のFLNKSやカレドニア共和国運動と締結されたヌメア協定に署名しました。

この合意によれば、ニューカレドニア自治政府当局は、国民投票の開催のために20年間の猶予を与えられました。

2018年の国民投票では、住民の56%以上がこの地域の独立に反対しました。

しかし、ヌメア協定では答えがノーの場合、2回目または3回目の住民投票の開催が考慮されています。

過半数の住民の賛成票があれば、ニューカレドニアは1つの国として独立することになりますが、フランスは移行期間中もその存在を維持し、これには数年かかるだろうと見込まれています。

フランスのマクロン大統領は4日日曜、この選挙の結果について演説することになっています。

 

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