米国の新型コロナ危機 新規感染件数の減少は3州のみ
10月 05, 2020 17:48 Asia/Tokyo
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米国の新型コロナ感染状況
米国で新型コロナウイルスの新規感染件数について先週と比較して報告数が減少したのはわずか3州にとどまることがわかりました。
CNNによりますと、3日土曜夜時点で新規感染件数が前週比で減少したのは、テキサス、ミズーリ、サウスカロライナの3州でした。21州は増加を示し、約半分の州は横ばいでした。
9月29日~10月3日の1日当たりの件数は平均4万6500件で、5日間平均の数字としては8月14~18日以降で最多の件数となっています。
米ニューヨークのデブラシオ市長は4日、新型コロナウイルスの感染拡大が認められる一部の地区について、学校閉鎖や店舗などの営業停止を含む厳格な制限措置の再導入を提案しました。
米国では730万人以上が新型コロナウイルスの検査で陽性となっており、この中にはトランプ大統領も含まれます。
専門家は秋冬に向けて警戒を維持するよう促しています。
デブラシオ市長は同日の記者会見で、「危機と懸命に闘ってきた住民に困難を強いることになる」との認識を示しつつ、「市全体のために必要な措置」としてブルックリン、クイーンズ両区の9地区で事実上、再開を後退させる計画を示しました。
現在、世界で最もコロナへの感染者・死亡者が多い国はアメリカで、これまでの感染者数は7,636,912人、死者は214,611人(worldometerの報告より)となっています。
アメリカの新型コロナウイルス感染者数は、世界の感染者数全体の21%を占めています。
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