米大統領選 最後のテレビ討論会が波乱なく終了
来月3日のアメリカ大統領選に出馬する、現職トランプ大統領と対抗馬のバイデン民主党候補による、最後のテレビ討論会が22日木曜、テネシー州ナッシュビルにて開催されました。
今回のテレビ討論会は、前回とは打って変わって落ち着いた雰囲気の中で行われ、両者が互いに相手の話の腰を折るといった場面はそれほどありませんでした。
しかし、それでもトランプ大統領のマイクは最低1回、2分以内に話を終わらせるというルールに違反したため電源を切られました。
両氏は今回の討論会で、特にコロナ危機やそれがもたらした社会・経済の崩壊という影響をはじめ、有権者が注目する広範なテーマで見解を表明しました。
バイデン氏は、これらに関するトランプ氏の対応、対策に疑問を呈すことに努め、「来月3日の大統領選はある意味、過去4年間のトランプ政権の行動の成果に対する国民投票となるだろう」と述べました。
一方のトランプ氏は政治家歴47年を誇るバイデン氏を攻撃し、「今回の選挙は、これまでの歴代政権の行動に対するアメリカ国民の満足度を諮るための選挙となるだろう」と強調しました。
専門家らの間では、今回のテレビ討論会は大統領選の結果を決定付けるほどの影響はない、としており、理由として、今回の討論会と同時に、事前投票の参加者が既に5000万人を超えていることが指摘されています。
今回の選挙への投票者数がおよそ1億6000万人と推定されることから、有権者全体の約3分の1が討論会の開催前に誰に投票するかを決定していた計算になります。
こ子数日、両陣営の選挙本部は互いに相手を不利に追い込む決定情報の入手に最大限のエネルギーを注いでいます。
野党民主党はこれまで通り、トランプ氏の脱税問題や中国など国外に持つ銀行口座など、金融面での機密情報の入手に努め、トランプ氏の違反行為を証明しようとしています。
これに対し、与党共和党派はウクライナや中国での金融活動に関する、バイデン一族の汚職や贈収賄問題にスポットを当てています。
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