米カリフォルニア州でデモ、警官による黒人男性殺害に抗議
(last modified Sat, 24 Oct 2020 13:09:22 GMT )
10月 24, 2020 22:09 Asia/Tokyo

カリフォルニア州サンバーナーディーノで起きた35歳黒人男性の殺害事件に対し、警察の人種差別や暴力に抗議する人々がデモを行いました。

米ABCによりますと、米警察は22日木曜夜、サンバーナーディーノの商店街の前で、武器を所持していると通報された男性を逮捕しようとした際、男性に向けて数発発砲し殺害しました。

警察は当初、この男性を力ずくで地面に押さえつけました。男性は起き上がろうともがいたところ、警官が発砲したということです。

警察は、この男性がマーク・マシュー・ベンダーJr(Mark Matthew Bender Jr)という名の35歳のサンバーナーディーノ市民であると発表し、殺人未遂による逮捕の前歴があると主張しました。また、彼は警官と対峙した際、衣服のポケット内から武器を取り出そうとしていた、ともコメントしています。

IRIB通信によりますと、警官による黒人男性の殺害に抗議して、米市民がデモ行進を行いました。

参加者は発砲現場の近くの交差点を交通止めにし、「我々は正義を望む」というスローガンを唱えました。

今年5月下旬に、米ミネソタ州ミネアポリスで白人警官により黒人男性のジョージ・フロイドさん(46)が窒息死させられた事件をきっかけに、同市では警察の暴力に対する抗議が始まり、その後、BLM(Black Lives Matter-黒人の命は大事)運動が米国内の各都市、海外での抗議活動へと広がっていきました。

 

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