ユーロ圏11月総合PMI速報値は45.1、コロナ規制が影響か
(last modified 2020-11-23T12:02:14+00:00 )
11月 23, 2020 21:02 Asia/Tokyo
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11月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値が、総合指数が45.1で10月の50から低下しました。

ロイター通信によりますと、この指数の好不況の境界は50で、IHSマークイットが発表した11月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、総合指数が45.1で10月の50から低下し、ロイター調査の予想46.1を下回っています。

IHSマークイットのチーフ・ビジネス・エコノミストのクリス・ウィリアムソン氏は「新型コロナウイルス対応で再び行動制限が導入され、ユーロ圏経済は11月に厳しく落ち込んだ。第4・四半期が再びマイナス成長となる公算が強まった」と語っています。

また、サービス部門PMIは10月の46.9から感染第1波ピーク時以来の低水準となる41.3に低下しましたが、製造業PMIは53.6で50以上を維持しており、これは多くの工場が操業を継続したことがプラスに作用したと思われます。

なお、総合指数の生産指数は10月の58.4から55.5に、また新規受注指数は58.7から54.0へといずれも低下し、下降傾向が続く可能性を示した形となりました。

 

 

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