11月の世界の気温、観測史上最高を記録 
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欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスは、世界の11月の気温が観測史上最高を記録したと発表しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
12月 08, 2020 20:15 Asia/Tokyo
  • コペルニクス気候変動
    コペルニクス気候変動

欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスは、世界の11月の気温が観測史上最高を記録したと発表しました。

CNNによりますと、欧州のこの秋は、観測史上最高の暖かさとなりました。

気温は北欧やシベリア、北極海の広い範囲で最も上昇し、北極海の海氷は、11月としては史上2番目の少なさになりました。

米国や南米、アフリカ南部、チベット高原、南極東部、オーストラリアのほぼ全土でも、気温が平均を大きく上回っています。

世界の11月の気温は、1981~2010年の平均に比べて約0.8度、昨年に比べると0.1度上昇しました。異常な暖かさはラニーニャ現象の冷却効果が続く中で観測されています。

オーストラリアは記録的な熱波に覆われ、東部の人気観光地フレーザー島で発生した森林火災は6週間にわたって制御不能になっています。

コペルニクス気候変動サービスのカルロ・ブオンテンポ局長は、「こうした記録は世界気候の長期的な温暖化傾向と一致する」と述べ、11月は世界中で「異常に温かい月」になったと指摘し、北極圏とシベリア北部では気温の高い状態が続き、海氷は最少に近い状態だったとしました。

「これは憂慮すべき傾向であり、北極については世界の他の地域より温暖化が加速していることから、包括的なモニタリングの重要性が際立っている」とブオンテンポ局長は述べ、2015年のパリ協定順守について、これまで以上に深刻に受け止める必要があると訴えました。

コペルニクスの観測によれば、2020年は観測史上、最も暑い年になるかもしれず、12月の気温がこのまま下がらなければ、観測史上最高だった2016年の記録と並ぶか、わずかに上回る可能性があるとしています。

 

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