米黒人が、新型コロナによる経済的圧迫の最大の被害者
(last modified Sun, 13 Dec 2020 07:38:59 GMT )
12月 13, 2020 16:38 Asia/Tokyo
  • 米国の黒人
    米国の黒人

最新の研究結果から、米国では新型コロナウイルスのパンデミックにより、非白人家庭に最も大きな経済的圧迫がかかっていることが判明しました。

イルナー通信によりますと、英国の医療ニュースサイト「メディカルニュース・トゥデイ(Medical News Today)」は、「米国では、新型コロナウイルス感染症が非白人層により多くのダメージを与えている。この疾患はアメリカの人口を構成する他のどの層よりも、この層の人々にとって致命的となっている」と記しています。

CDCアメリカ疾病予防管理センターによりますと、同国の多くの州が自宅待機を命じた今年4月上旬までに、この調査の対象となった黒人の30%が職を失っており、6月中旬までには約半分に当たる48%の人が失業者となりました。

また借入金についても、4月末までに、黒人回答者の80%が借入金額を増やしていました。

この調査から、借入金や未払いの請求書は、たとえそれが少額であっても、時がたつにつれて積み重なり、低所得家庭を経済的に圧迫することが判明しています。

発表されたさまざまな報告によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、米国の病院も黒人への医療提供に対する広範な制限に直面しています。

 

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