米政権移行時には、コロナ対策でホワイトハウスを徹底清掃
(last modified Wed, 16 Dec 2020 11:29:13 GMT )
12月 16, 2020 20:29 Asia/Tokyo
  • ホワイトハウスの徹底清掃
    ホワイトハウスの徹底清掃

米ホワイトハウスが新しい大統領一家を迎える際には、新型コロナウイルス対策のため、その出入りに伴う5時間の猶予の間に徹底した清掃が実施されることになっています。

CNNによりますと、ホワイトハウス関係者は、来月20日の政権交代時には、新型コロナウイルスの流行の影響と、退任するトランプ大統領自身もコロナに感染し、また同大統領の周辺が公衆衛生方針を無視し新型コロナへの感染が相次いだ状況を受け、いつも以上に念入りに清掃が行われる見込みであることを明らかにしました。

現時点では、一般調達局(GSA)が5万5000平方フィート(約5110平方メートル)に及ぶこの大邸宅の全ての表面を徹底殺菌し清掃する任務に当たる予定であり、建物に残るじゅうたんやカーテンなどの窓の装飾物は徹底的に清掃が行われる、ということです。

また、主要な建物であるエグゼクティブレジデンスは、西棟や他のホワイトハウスの建物で数カ月前から新型コロナ対応の規則と指針に沿って行われているのと同様の方法で清掃され、噴霧処理も行われる予定になっています。

こうした噴霧や清掃の作業員は、ホワイトハウスの132の部屋、すなわち16のベッドルーム、35のバスルーム、412のドア、147の窓、28の暖炉がある6階建ての建物のすべてを除染しなければならず、さらに階段8カ所、少なくとも3つのエレベーターも清掃が必要です。

清掃に使用する洗浄剤の種類や洗浄の回数、タイミングなどはGSAが決定することになっており、GSAはすでに今年11月、ホワイトハウスでの2度の新型コロナウイルス感染の発生を受けて、定期的にホワイトハウス内部に殺菌洗浄剤を噴霧する業者と契約しています。

 

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