米国務省報道官が、「最大限の圧力」政策の失敗を認める
2月 13, 2021 19:10 Asia/Tokyo
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アメリカ国務省のネッド・プライス報道官
アメリカ国務省のネッド・プライス報道官が、イランに対する「最大限の圧力」政策の失敗を認めました。
アメリカのニューズウィーク誌によりますと、プライス報道官はトランプ前政権がイランに対して取ったアプローチを批判し、「同政権によるイランへの最大限の圧力という闘いは失敗に終わった」と述べました。
そして、米政府が一方的かつ違法に核合意から離脱したことには触れず、「もしイランが核合意にある責務に復帰するなら、我が国の政府も同様の措置を取るだろう」と主張しました。
アメリカのトランプ前政権は、2018年5月8日の核合意からの違法な離脱後、イランに対し「最大限の圧力」政策を実施しようと全面的な闘いを始めました。
トランプ前大統領は、核合意を離脱してこの政策を続けることで、イランを協議の席へ引き出して、自称の「より良い」合意を受け入れさせると約束していました。
しかしトランプ氏は、4年間の大統領在任期間中にこの目標を実現することはできませんでした。
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