コンゴ民主共和国で、数百万人もの罪のない難民の子どもたちが危機に直面
(last modified Tue, 23 Feb 2021 07:42:56 GMT )
2月 23, 2021 16:42 Asia/Tokyo
  • コンゴ民主共和国で、数百万人もの罪のない難民の子どもたちが危機に直面
    コンゴ民主共和国で、数百万人もの罪のない難民の子どもたちが危機に直面

UNICEF国連児童基金は、コンゴ民主共和国の武装勢力が、以前から内戦により難民となっていた300万人以上の子どもたちの脅威となっていると発表しました。

西アフリカ・ベナン共和国の政府紙La Nationによりますと、ユニセフ当局者は22日月曜、この危機に対して国際社会が何の行動も起こさないことを批判しました。

国連の統計では、コンゴ民主共和国には現在520万人の難民が暮らしており、この数はアフリカで最多となっています。

この報道によりますと、これら避難民の半数以上は清潔な水と衛生的設備のない混雑したキャンプに暮らしています。

過激派の攻撃をより受けている同国の南キヴ州、イトゥリ州、およびタンガニーカ州では、800万人以上が深刻な食糧不足に苦しんでいます。

コンゴ民主共和国はアフリカで2番目に大きな面積を持つ国であり、北は南スーダンと中央アフリカ、東はウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、タンザニア、南はアンゴラとザンビア、そして西はコンゴ共和国と国境を接しています。 

コンゴ民主共和国の東部では、テロ組織ボコハラムや同じくテロ組織ISISに属する多くの過激派の活動が活発であり、この地域の豊富な天然資源を奪取しようとして戦闘を起こしています。

 

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