米国務・国防両長官が、中国の侵略行為に対抗すると主張
3月 15, 2021 20:10 Asia/Tokyo
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アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官とロイド・オースティン国防長官
アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官とロイド・オースティン国防長官が、日本と韓国への訪問を前に、共通のテーマとして、米国は「中国の侵略行為」への対抗に向け同盟国と協力する必要があると主張しました。
米ワシントンポスト紙によりますと、16日火曜から日本と韓国を訪問するブリンケン国務長官とオースティン国防長官は、この訪問の目的が、中国と北朝鮮の脅威への対抗であるとしました。
両長官は表明の中で、「バイデン大統領は、就任第1日目から世界の諸国と米国が再び連絡を取っていくことを強調していた。それは、このテーマが我々にとって、自分たちの時代の世界的問題と向き合う上での生命線となるためだ」と指摘しました。
続けて、反中国的なアメリカの立場を再度繰り返し表明し、他の米政府関係者同様に、中国政府を非難しました。
バイデン米大統領は、先日ある演説の中で、中国がアメリカの最も深刻な競争相手であると述べていました。
一方、日本の加藤勝信官房長官は15日月曜午前の会見で、米国のサリバン国家安全保障担当大統領補佐官が12日、沖縄県・尖閣諸島周辺での動きなど中国を巡る懸念を18日の米中外交トップ会談で取り上げる方針を示したことについて、日本の防衛への米国のコミットメントに沿ったもので、ありがたいとの認識を示しています。
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