米で、抗議者に対する警察の暴力が継続
3月 16, 2021 05:02 Asia/Tokyo
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黒人市民ブレオナ・テイラーさんの殺害に抗議する人々
アメリカで、警察が抗議者らに対する暴力行為を再開しました。
ロシアのニュース専門局・ロシアトゥデイ系列のメディア、ラプトリーによりますと、米カリフォリニア州ロサンゼルス市警が14日日曜夜、同市内にて黒人市民ブレオナ・テイラーさんの殺害に抗議する人々らに向かい、車両で襲撃しました。
この報道では、この事件での人的被害に関してこれ以上触れていません。
ブレオナ・テイラーさんは昨年3月13日、警察の銃撃により殺害されており、テイラーさんの1周忌はロサンゼルスと首都ワシントンDCにて実施されています。
これに先立ち、テイラーさん殺害記念日にあわせてケンタッキー州ルイビルで、人種差別に反対する集会が開かれ、参加者らが黒人に対する警察の人種差別や残忍な殺害を非難しました。
また昨年5月25日には、ミネソタ州ミネアポリスで黒人のアメリカ市民ジョージ・フロイドさんが警察の暴力により惨殺され、これは警察の暴力と人種差別に対する広範な抗議を引き起こしています。
アメリカの総人口のうち黒人は14%に留まっている一方で、米国の刑務所では収監者の40%を占めており、米国の警察の銃撃では、黒人が白人よりも頻繁に殺害されています。
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