米コロラド州で、スーパーの銃撃事件により10人死亡
3月 23, 2021 15:15 Asia/Tokyo
米コロラド州ボルダーのスーパーマーケットで22日、銃撃事件が発生し、警察官1人を含む10人が死亡しました。
米CNNによりますと、警察はこの事件で容疑者1人が拘束されたと発表しました。
ボルダー警察のヘロルド署長によれば、死亡した警官は、最初に現場に到着した警官のひとりであるエリック・タリー氏(51)でした。
ヘロルド署長によれば、現地時間午後2時半ごろ発砲と、1人の人物がライフル銃を持っているとの通報がありました。情報筋は、銃撃に使われたのはAR―15のようなタイプのライフル銃だったとしています。
ボルダー警察は午後2時49分ごろ、ツイッターで、銃撃事件が起きているとして、周囲に近付かないよう呼びかけていました。
CNNの提携局・KMGHの空撮映像には、上半身裸の男性がスーパーマーケットから連れ出される様子がとらえられていました。この男性は腕や右脚に血のようなものが付いており、後ろ手に手錠をかけられ、警察官2人が付き添っており、救急車で搬送されましたが、銃撃に関わっていたのかどうかははっきりしていません。
現場となったスーパーマーケットでは、依然として捜査が行われています。
アメリカでは、銃撃事件、暴力事件、人質事件が多発し、国内各地で年間数千人の人々が銃撃により死傷しています。
公式統計によれば、アメリカには2億7000~3億丁の銃が存在しています。これは同国内で国民1人あたりおよそ1丁の銃がある計算になります。
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