米ウィスコンシン州での銃撃事件により2人が死亡、5人が負傷
アメリカの複数のメディアが、同国ウィスコンシン州の娯楽施設の1つで銃撃事件が発生し、その中で少なくとも7人が死傷したと報じました。
消息筋によりますと、ウィスコンシン州グリーンベイ市内にある娯楽センターの1つで武器を携帯した人物が銃を乱射し、1人を殺害したほか、5人に怪我を負わせました。
この人物は、警察との衝突で死亡しています。
しかし一方で、別の情報筋はこの人物が警察に逮捕されたとしています。
警察は今回の事件の詳細について説明する中、犯人の人定事項や犯行動機については触れず、また夜間に発生したこの事件での負傷者の状態についても、情報が明らかになっていません。
一部メディアは、事件の負傷者数について8人と伝えています。
ウィスコンシン州での今回の銃撃事件は、ここ数週間の米国での一連の銃器がからんだ事件の中でも最新のものです。
これに先立ち発生した、カリフォルニア州オレンジ郡のショッピングモールでの銃撃事件でも、6人が死傷しました。
民主党が多数派を占める米国下院は、銃器がからんだ犯罪の波を減らすために2つの銃規制法案を可決しています。そのうち第1の法案は、武器購入者の犯罪歴管理を強化するというものです。
第2の法案では、販売関係責任者らに対し10営業日以内に武器購入者の過去の犯罪歴などを確認してからの販売許可の発行を義務付けることになります。
全米では、銃撃により毎年数千人が死傷しています。
公式の報告によりますと、米国には約2億7000万から3億丁の銃が存在しており、これは同国内に1人あたりほぼ1丁の銃があることを意味します。
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