ロシア領事館、「日本漁船とロシア船の衝突事故の原因調査が終了」
May 31, 2021 18:48 Asia/Tokyo
今月26日に北海道、紋別沖で発生したロシアの貿易船「アムール」と「第八北幸丸」の衝突事故の原因調査が終了しました。
在札幌ロシア連邦総領事館31日月曜、このことを明らかにしており、日本の検察庁が今週中にも調査結果を発表する見通しです。
情報筋は「アムール船と日本の漁船の衝突事故の調査は全体的に完了した。書類は検察に提出されている。今週結論が発表される予定だ」としました。
これに先立ち、セルゲイ・マーリン駐札幌ロシア総領事は、アムール船の船長と船主が総領事館に援助を求めたことを明らかにしています。
日本時間の26日6時ごろ、紋別港から23キロ沖合のオホーツク海で紋別漁協所属の毛ガニ漁船「第八北幸丸」とロシアの貿易船「アムール」が衝突し、第八北幸丸の乗員5人はロシア側に救助されたものの、そのうち3人は意識が戻らず、その後、死亡が確認されました。
日本の海上保安部は今月27日から、紋別港に運ばれた第八北幸丸の船体の詳しい状況を捜査するとともに、双方の船の関係者からの聞き取りや航行ルートの解析などを行い、業務上過失致死傷や業務上過失往来危険の疑いも視野に調べを進めていました。
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