米大手企業が、イスラエルとの協力停止を要請
アメリカの複数の大手テクノロジー企業の従業員や、パレスチナ人の人権擁護関連の活動家の団体が、米政府当局に対し、シオニスト政権イスラエルとの関係断絶を求めました。
アメリカの政治専門サイト・ポリティコによりますと、アマゾンやグーグルなどアメリカの大手企業の従業員らが声明を発表し、アメリカ政府当局に対し、イスラエル政府によるパレスチナでの大量殺戮政策や人権侵害などを理由に、この強奪政権との一切の関係を断絶するよう求めたということです。
この声明ではまた、最近のパレスチナ・ガザ地区での衝突の間にも、イスラエルをボイコットしようという運動の波にフェイスブックが沈黙していたことが非難されています。
イスラエルとガザ住民との間の最近の衝突で、グーグルやアマゾンを含む主要な米国のテクノロジー企業は、対イスラエル関係やサービス提供を断絶する可能性を検討しています。
これらの企業はまた、イスラエル政権の利益となるアメリカ国防総省の計画を一時的に停止に持ち込みました。
この要請が実施されたのは、米国の一部の民主党議員がバイデン現大統領に対イスラエル関係の再考を迫った中でのことです。
昨年には人権活動家らも、フェイスブック社幹部による物議を醸す方針とネット上での暴力的な広告を理由に、米国の800のテクノロジー企業を批判しました。
これらの企業はフェイスブック が占領地でのパレスチナ人への対処について矛盾した見解を抱いていると考えています。
シオニスト占領軍は、先月10 日にガザ地区とパレスチナ人に対して残忍な攻撃を開始し、69 人の子供、39 人の女性、17 人の高齢者を含む約 250 人のパレスチナ人を殉教にいたらせたほか、1,910 人に怪我を負わせました。
イスラエル内閣は、パレスチナ抵抗組織のミサイル攻撃作戦を12日間止めあぐねた結果、3時間にわたる会議で満場一致で停戦に合意しています。
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