米歴史学者、「アメリカの人種差別は大きな懸念材料」
7月 05, 2021 19:39 Asia/Tokyo
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アメリカでの人種差別
アメリカの歴史学者アネット・ゴードン・リード氏が、「米国市民の意見を弾圧しようという画策が力を得ている。それは多くの面で、黒人の意見が弾圧されているということだ」と述べました。
ハーバード大学の法学・歴史学教授で、ピューリッツァー賞を受賞した歴史著述家でもあるゴードン・リード氏は、CNNのインタビューに答え、「現在、アメリカは注意を要する時期におかれている。なぜなら白人によるナショナリズム的な考えが過激になっているからだ」と述べました。
調査会社アクシオスとイプソスが共同で実施した世論調査によりますと、アメリカ人のおよそ5分の3が国内での黒人と白人の平等実現のためには、抜本的な変化が必要だと考えていることが明らかになっています。バイデン現政権は国内政策における主なスローガンのひとつとして、構造的な人種差別との対決を掲げていますが、これに関して注目に値する措置はとっていません。
3億3000万のアメリカ人口のうちおよそ6割が白人で、残りの4割のうち、12.5パーセントが黒人、19パーセントがラテン系です。後二者は総人口の31パーセントを占めますが、経済、社会、政治など様々な分野で激しい差別に直面しています。
過去数十年にわたってアメリカ経済は発展してきたにもかかわらず、有色人種は白人あるいは全人口と比べても劣悪な状況におかれてきました。黒人と白人の1年あたりの世帯収入格差は2万9000ドルにも及びます。
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