全米各地で、前代未聞の熱波襲来
7月 10, 2021 17:37 Asia/Tokyo
アメリカ当局が計上した複数の統計から、同国の総人口のうち3100万人以上が、記録的な熱波に見舞われていることが判明しました。
経済専門通信社のブルームバーグが運営する、経済専門の衛星テレビジョン放送局・ブルームバーグTVによりますと、熱波がカリフォルニア州をはじめとするアメリカの複数の州を覆っており、特に同州は前代未聞の高温により電力消費が激増しているということです。
熱波はまた、森林や低木での火災の拡大と干ばつを引き起こしています。カリフォルニア州サクラメント市の気温は摂氏41度に達し、土曜日には摂氏44度に達すると予想されています。
カリフォルニア州当局は、州民にに水と電気の消費量の節約を促しており、ネバダ州の一部でも高温注意報が発令されています。
米国立気象局によりますと、現在の熱波・高温は、同国の一部地域での最高気温記録を更新する可能性があります。また、熱波が今後も続くと予想される原因として、高気圧団の停滞がしてきされています。
こうした中、オレゴン州とワシントン州では気温が摂氏約40度に上昇していることから、米気象局は近隣の州に熱波が広がるとして警告しています。
地方当局はまた、極暑の危険性について市民に警告し、納涼用に冷房のある公共の場所が一般に公開されています。
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