米フロリダ集合住宅崩落の死者が計90人に 不明31人
7月 12, 2021 17:26 Asia/Tokyo
米フロリダ州サーフサイドの集合住宅崩落で、11日までに確認された死者の人数が90人となりました。
米CNNによりますと、地元マイアミデード郡のトップ、ダニエラ・レビン・カバ氏は、犠牲者71人の身元が判明して近親者に連絡を取ったと明らかにしました。同氏によると、これまでに217人の所在が確認され、31人が依然行方不明とみられるとのことです。
生存者の捜索・救助から遺体の収容へと作業の主眼が移ったことで犠牲者の収容はより早く進んでいます。レビン・カバ氏は、作業チームが素晴らしい進捗を示しており、10日時点で6350トン以上のコンクリートやがれきを撤去したと述べました。
マイアミデード郡当局によれば、7月6~9日に収容された遺体10人の身元が判明しました。
サーフサイドのチャールズ・バーケット市長は記者団に対し、収容作業は依然として慎重を要するものだと述べました。バーケット市長は「がれきの中から壊れていないワインボトルが見つかることさえあり、それらも回収した」と明らかにしました。
バーケット市長によれば、指輪など私物の収容も続いており、こうした品々は保管場所に移され、分類と写真撮影が行われ、遺族のために保管されるということです。
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