米のコロナ感染、デルタ株が推定で83%に拡大
7月 25, 2021 17:33 Asia/Tokyo
CDC米疾病対策センターが、国内の新型コロナウイルスの感染状況について、インドで初めて確認されたデルタ株が83.2%を占めるとの推定数字を報告しました。
米CNNによりますと、CDCは今月20日に更新した最新版の推定値で、ミズーリ州ではデルタ株が約90%に達したと述べました。
CDCのロシェル・ワレンスキー所長は、米上院の厚生教育労働年金委員会の公聴会に出席し、83.2%の数字に関連し7月3日の週の50%からは大幅に増えたとの警戒感を示しました。
CDCの推定によると、米国内の感染のうち英国で最初に確認されたアルファ変異株によるものが今月17日の時点で8.3%を占め、ブラジルで見つかったガンマ株が3.3%、他の変異株は極めて少数となっているということです。
今回の最新版の推定値は、今月17日までの2週間で収集したデータに基づいており、一部の国民らから得た検体の遺伝子配列を調べ、その結果を米国全体を対象にした予測モデルに組み込んで推定値を算出しています。
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