アフガンからの退避活動めぐり、バイデン大統領に批判の声
タリバンがアフガニスタンの首都カーブルを掌握したことで、アメリカが行った大使館職員らの退避活動について、バイデン大統領に対し政権内からも不満や怒りの声が高まっています。
ロイター通信によりますと、米国の外交官の退避活動中、数千人のアフガン人がカブール空港に押し寄せ、16日には5人が死亡しました。米軍は空港の混乱を収めるため、一時的に運航を停止した。
バイデン大統領は16日のテレビ演説で、アフガン人をなぜもっと早く退避させられなかったのかという批判を認識しているとしつつ、その時点ではアフガン政府から退避活動を阻止されていたと説明。「一部のアフガン人が依然として国に期待を抱いており、早期の退避を望んでいなかったことがその答えの一部だ」と述べました。
ただ、5人の米当局者が匿名を条件にロイター通信に語った話では、「米軍は、アフガニスタン旧政権が崩壊する数週間前に、米国に関する業務に従事していたことでリスクのあるアフガン人の退避支援強化望んでいた」とのことで、よりスムーズな退避が可能だったとの認識を示しました。
これに対し、サリバン大統領補佐官は、バイデン大統領のチームが「数カ月にわたり広範なシナリオに取り組み、今回の困難に対する準備ができていた」と説明。アフガン政権の急速な崩壊にもかかわらず、大使館は「安全かつ迅速に」閉鎖され、「現在は安全かつ迅速な人々の退避に集中している」と述べました。
ある関係筋は、アフガン情勢が悪化する中でバイデン政権は後手に回っていたと指摘。「あらゆる決定が遅すぎた」と語りました。
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