ロシア外相、「第2次大戦中の日本の犯罪を忘れない」
(last modified Mon, 06 Sep 2021 10:51:52 GMT )
9月 06, 2021 19:51 Asia/Tokyo
  • ロシアのラブロフ外相
    ロシアのラブロフ外相

ロシアのラブロフ外相が、「わが国は、第2次世界大戦中の日本と同国軍の犯罪を決して忘れることはない」と語りました。

ロシア外務省によりますと、ラブロフ外相は6日月曜、オンライン形式で行われたロシア極東ハバロフスク地域での政治学会合において、「現在および将来の世代は、第二次世界大戦中の日本の犯罪を忘れてはならない」と述べています。

また、この会合の参加者らに対し、「みなさんの会議は、1949年にハバロフスクで化学兵器と微生物兵器を製造し、それらの人体実験を行ったとされる日本軍将官の集団裁判に関するものだ」としました。

ラブロフ外相によりますと、旧ソ連外交官は、第二次世界大戦での彼らの同盟国である米英に、日本軍に対する裁判の理由を説明しました。

ロシアのメディアによりますと、第二次世界大戦中にナチスドイツと同盟を結んだ日本は、極東の旧ソ連市民に対して細菌爆弾を試験投下した、とされています。

また、日本の占領下にあった中国でも、数十人の旧ソ連国民が殺害されました。

なお、ロシア連邦保安庁が最近公開した一連の機密書類からは、日本が第2次世界大戦勃発前にすでに、旧ソ連と戦う計画を立てていたことが分かっています。

 

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