米ボーイング、豪に国外初の組み立て工場を建設
9月 23, 2021 17:26 Asia/Tokyo
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米ボーイング、豪に国外初の組み立て工場を建設
米航空機製造大手ボーイングが22日水曜、米国以外で初めて製品の最終段階の組み立て作業を行う工場をオーストラリアに新設する計画を発表しました。
CNNによりますと、工場はオーストラリアのトゥーンバに建設予定で、民間のジェット機ではなく軍用ドローンの組み立てを行います。
ボーイングのオーストラリアチームは、同国で建造するドローン「ロイヤル・ウィングマン」の設計を手掛けており、同工場によって2028年までに3500人の新規雇用が創出される見通しです。
現時点で確認されている同ドローンの顧客はオーストラリア空軍のみだが、ボーイングは世界中の軍を顧客として同機を輸出する計画となっています。
ボーイングのオーストラリア法人の従業員は現在約4000人で、既に米国以外では最も規模が大きく、同地で部品の組み立てを行って米国の工場に輸送しています。
米国の製造各社が国外で製品を製造する理由は、人件費の削減だけでなく、外国に売り込む場合の納期の短縮や経費の削減とされています。
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