10月 12, 2021 19:36 Asia/Tokyo
  • 「パンドラ文書」が窃取された金銭の行き先を暴露
    「パンドラ文書」が窃取された金銭の行き先を暴露

ニューヨークタイムズ紙は、金と権力をもつ世界の大物たちが資産を隠し、税を回避していたことを示すパンドラ文書について取り上げ、「英国は世界中から盗まれた金銭を隠す場所となっている」と報じました。

ニューヨークタイムズは、「1969年、英国領ケイマン諸島が秘密企業の活動許可発行に関する最初の法を可決してから2年後に、政府の公式レポートが公表され、一部民間企業から、多くの魅了的なオファーがこれらの島に送られたと警告しました。

また、ニューヨークタイムズ紙は、クック諸島、英領バージン諸島、ジャージー島といった租税回避地(タックスヘイブン)に保管されている富は驚くべきものであり、その金額は6兆ドルから36兆ドルと推測されている、としています。

さらに、パンドラ文書が政府関係者に関係するとした企業956社の3分の2はバージン諸島で設立されていると強調しています。

パンドラ文書は今月3日に公表され、アゼルバイジャン共和国のアリエフ大統領、チェック共和国の首相、ジョージア国王、パキスタン首相の側近者の一部、ケニアやエクアドルの大統領らなどを含む各国の現職や元政府指導者35人や政府当局者300人以上の名前が入っています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ