エチオピアで反米デモ
(last modified Mon, 08 Nov 2021 12:56:10 GMT )
11月 08, 2021 21:56 Asia/Tokyo

数千人のエチオピア市民が、自国政府を支持するデモで反米スローガンを叫びました。

ロイター通信によりますと、エチオピア市民は7日日曜、首都アディスアベバで大規模な集会に参加し、同国のアビィ・アハメド首相と政府軍を支持しました。

エチオピア政府軍は現在、少数民族集団の反乱に対処しており、デモ参加者は、両者の紛争の停止と停戦を求めるアメリカに対し、「アメリカは恥を知れ」などとスローガンを叫びました。

ロイター通信は、デモ参加者の話として、アメリカは「エチオピア人の血をすすっている」としました。また別の参加者は、アメリカが紛争当事者間での協議を求めたことについて、「ではなぜアメリカはアル・シャバブのようなテロリストと交渉しないのか?」と述べました。

このデモは、エチオピア政府が5日金曜、国内治安確保の責任を引き受け、国際社会のパートナーに対してエチオピアの民主主義を支援するよう求めた中で起こりました。

エチオピア北部での紛争は、昨年、ティグレ人民解放戦線が政府軍の基地を複数攻撃したことで始まりました。政府軍は、同戦線が占領した領土の一部を取り返しましたが、数か月にわたって後退を余儀なくされました。

 

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