ペルーで、先コロンブス期の集団墓地が発見
(last modified Sat, 13 Nov 2021 09:06:35 GMT )
11月 13, 2021 18:06 Asia/Tokyo

ペルー北部にあるチャンチャン遺跡で、先コロンブス期の集団墓地が発見されました。

フランス通信が12日金曜、報じたところによりますと、考古学者のホルヘ・メネセス氏は今月11日、女性や子どもを中心に25人前後の遺骨と、陶器や織り針など数十点の遺物が3週間前に発掘され、遺骨はほぼ無傷の状態で見つかったことを明らかにしています。

チムーの言葉で「輝く太陽」を意味するチャンチャンは、9世紀から15世紀ごろにかけてペルー北部沿岸部で栄えたチムー王国の中心都市で、面積は約20平方キロにもおよび、城壁で囲まれた10棟の宮殿には、最盛期には約3万人が暮らしていました。

しかし、チムー王国はインカ帝国に征服され、滅亡していましいた。

この遺跡は1986年、ユネスコ国連教育科学文化機関の世界遺産に登録されましたが、「危機遺産」リストにも指定されています。

 

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