米サンダース議員がなおも、国内の製薬産業を批判
11月 17, 2021 19:00 Asia/Tokyo
米バーモント州選出のバーニー・サンダース上院議員が、アメリカ人4人のうち1人が認可された医薬品を買うことができないと述べました。
サンダース議員は16日火曜、ツイッターに、「私に説明してほしい。カナダの人々がわずか27ドルで購入している喘息薬とまったく同じものを、製薬産業界はアメリカ人に242ドルで買わせることができるという現実をなぜ受け入れなければならないのか」と投稿しました。
サンダース氏は別のツイートでも、「世界史上もっとも裕福な国・アメリカで、4人に1人が自分用の医薬品を買うことができない。これはどうかしている」と記しました。
同氏はこれ以前にも、1億4000万人のアメリカ人が低所得層とされ、9200万人が医療サービスの費用を支払えず、また5000万人が自分の食事を確保できず、4000万人がホームレスになる危険に直面していると述べています。
さらにその前には、「アメリカの製薬企業は20年間にわたって、45億ドル以上をロビー活動に費やし、このためにアメリカ人は医薬品のために最も高い価格を支払っている」とツイッターに投稿しています。
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