ホワイトハウス、米国内の治安悪化・暴力増大を認める
12月 14, 2021 19:53 Asia/Tokyo
米ホワイトハウスのサキ報道官は、同国内で新型コロナウイルスが蔓延する中、犯罪や暴力が増加したと認めました。
AP通信によりますと、サキ報道官は記者会見で、「米政府として、コロナ禍における犯罪・暴力増加への対処に注力している」と述べました。
英紙デイリー・メールによりますと、大都市に住むアメリカ市民の大半が犯罪や暴力の増加を懸念しているということです。
毎年、全米各地では銃撃により数千人が死傷しています。
コロナ禍で経済問題が深刻化し、失業率が上昇したことで、アメリカ国内で治安悪化や社会的暴力が著しく増大しています。
武器携帯の自由は、アメリカ各地で毎日のように銃関連の暴力事件が起きる原因になっており、その多くで死者が出ています。しかし、同国では銃ロビーが非常に強力であることから、連邦議会は現在まで武器携帯を制限する措置を講じようとしていません。
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