トランプ氏、アメリカの教師の武器携帯を強調

アメリカ大統領選挙の共和党有力候補、トランプ氏が、「一部の教師は銃を携帯すべきだ」と述べました。

イルナー通信によりますと、トランプ氏は、23日日曜、テレビ番組の中で、「学校での銃器の携帯は望まないが、一部の場合、教師は武器を携行すべきだ。なぜなら、アメリカの学校では信じられないような事件が起こっているからだ」と述べました。

このトランプ氏の表明は、民主党の有力候補クリントン氏がアメリカの教師の銃器携帯の許可に反対したことに対するものです。

クリントン氏は21日土曜、フロリダ州でのセレモニーで、「トランプ氏はアメリカの学校での武器使用の許可を出しているが、これは決してこの国の安全を維持するものではない」と語りました。

クリントン氏は、選挙キャンペーンで武器携帯の問題を取り上げており、武器製造業者のさらなる監視と責任の受け入れを要請していますが、国民の武器保持の権利を保障する憲法修正第2条は擁護しています。