南米ガラパゴス諸島で、7年ぶりの火山噴火
1月 12, 2022 19:29 Asia/Tokyo
南米エクアドル・ガラパゴス諸島最大の島であるイサベラ島で今月6日夜、ウォルフ火山が7年ぶりに噴火しました。
フランス通信が今月8日、エクアドル首都キトの地球物理学研究所の発表として報じたところによりますと、ウォルフ火山は噴煙を高さ3800メートルまで噴出し、南と南東の斜面に溶岩が流れ出たということです。
PNGガラパゴス国立公園局の発表では、イサベラ島には絶滅の危機に瀕するガラパゴスピンクリクイグアナ(ピンクイグアナ)が生息しており、昨年8月時点ではその個体数はわずか211匹と推定されています。
自然保護官と科学者のチームは今月7日、噴火によるピンクイグアナへの影響はないことを確認しました。
なお、イサベラ島にはピンクイグアナの他、ガラパゴスリクイグアナ(イエローイグアナ)や、有名なガラパゴスゾウガメも生息しています。