欧州で貧困増加、独では寒波でホームレス23人が死亡
(last modified Sun, 06 Feb 2022 09:19:52 GMT )
2月 06, 2022 18:19 Asia/Tokyo
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欧州各国で貧困が増加する中、独ZDFテレビは昨年同国でホームレス23人が厳しい寒波や凍結の影響で死亡したと報じました。

独ではここ数年ホームレスの数が増加しており、現在、同国人口の16%が貧困層とされています。

独ZDFテレビは5日土曜、新型コロナウイルスの影響で同国でのホームレスの状況はi以前よりさらに深刻化していると伝えました。

欧州の大半の国では、新型コロナウイルスが感染拡大したこの2年で貧困が増加しました。

これ以前にも英仏の人権擁護団体が、新型コロナの影響により両国で貧困が急激に広がっているとしていました。

ユーロスタット・EU統計局は最近公表した報告書の中で、EU加盟国の人口の約22%が貧困に瀕しているとしています。

こうした中、ユニセフ・国連児童基金は、新型コロナが拡大する前はEU加盟国でおよそ1800万人の児童、つまり児童約4人のうち1人が貧困の危険にあったのが、コロナ禍では2000万人に増え、早急な措置がとられなければこの数はさらに増加するとしています。

この報告によれば、ホームレス化、生活難、多くの困難、自宅の明け渡し命令などは欧州各国の貧困児童にとっては日常茶飯事だということです。

 


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