米株式市場が、ウクライナ情勢への懸念から大幅下落
2月 12, 2022 19:55 Asia/Tokyo
ロシア・ウクライナ間の緊張の高まりを受けて、米国株式市場は大幅続落となりました。
ロイター通信によりますと、S&P主要11セクターのうち9セクターが下落しました。情報技術が3.0%安、一般消費財が2.8%安と下げを主導した一方、原油価格が7年ぶりの高値を付けたことで、エネルギーは2.8%上昇しました。
サリバン米大統領国家安全保障担当補佐官は11日、ロシアはウクライナ侵攻に十分な兵力を集結させたとし、侵攻はいつ開始されてもおかしくはないとの見方を示し、おそらく空爆で始まり、首都キエフへの奇襲もあり得るとしました。
ロシアはウクライナ攻撃を意図しているとする西側諸国による非難を否定し、対ウクライナ国境に兵力を集結させているのは通常の軍事措置だと繰り返し主張しています。