ウクライナ危機;ベルギー、フィンランドも自国民に退避を要請
(last modified Sat, 12 Feb 2022 11:35:07 GMT )
2月 12, 2022 20:35 Asia/Tokyo
  • ウクライナ危機
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アメリカや西側諸国によるロシアへの神経戦が激しさを増す中、ベルギーとフィンランドもウクライナ在住の自国民に国外退避を求め、同国への渡航を控えるよう勧告しました。

イルナー通信が12日伝えたところによりますと、ベルギー外務省は声明を発表し、ウクライナ在住の自国民に対して不要不急の滞在の場合は国外退避するよう強く勧告するとともに、同国へのいかなる渡航も控えるよう求めました。

米政府も11日金曜、ウクライナでの戦争勃発が差し迫っているとして警告し、自国民の退避を勧告しました。これを受けて、エストニアやリトアニアなどの複数の欧州各国も同様の声明を発表しました。

EUの各機関も在ウクライナ代表部の職員に対し、不要不急の場合はリモートワークで業務を行うよう要請しました。

また、クウェート政府も12日、自国民に対しウクライナから退避するよう勧告しました。

ロシアはウクライナ攻撃を意図しているとする西側諸国による非難を否定し、対ウクライナ国境に兵力を集結させているのは通常の軍事措置だと繰り返し主張しています。

 


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