ロシア軍一部撤退を受け、原油価格が下落
2月 16, 2022 18:37 Asia/Tokyo
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原油価格が下落
ロシア軍の一部がウクライナとの国境付近から撤退したと報じられたと同時に、世界市場で原油価格がおよそ4%下落しました。
ロシア国防省は15日火曜、ウクライナとの国境付近に配備されていた兵士の一部を常駐基地に戻していると発表しました。
こうした中、ヨーロッパ産原油の北海ブレント価格は同日午後、1バレル3.84ドル下落して92.64ドルとなり、およそ4%の値下がりとなりました。
またアメリカ産軽油ウェスト・テキサス・インターミディエイトも4ドル以上値下がりし、91.29ドルに達しました。
以前、原油市場は2014年10月以降で最大の最高値を記録し、ブレントは1バレル97ドル近くまで上昇していました。
昨年はコロナ禍以降の需要増を受け、ブレント価格は50%上昇しました。
ウクライナ国境からのロシア軍一部撤退の報は、原油市場に対しても軍事衝突の可能性が下がったとの観測を与え、市場は自然な値動きをするものと思われます。
米金融大手ゴールドマン・サックスはこれ以前、米国の石油備蓄は今年夏までに2000年以降で最も少ない水準に達すると予測しています。そのため今年の原油価格は1バレル100ドルを突破する可能性も予測されていました。
IEA国際エネルギー機関は最近、原油は近いうちに供給過剰になるとの見通しを示し、原油価格の上昇は止まるか下落に転じるだろうとしていました。
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