Pars Today

イギリスに前例のない強い嵐「ユニス」が上陸したことで、国内・国際線あわせて数百のフライトが欠航したほか、鉄道や船舶の運行も停止しています。

イルナー通信によりますと、イギリスでは１８日金曜、ユニスにより激しい強風に見舞われ、国内線と同国を発着する国際線あわせて数百のフライトが欠航し、旅行客に大きな混乱をもたらしました。

英気象庁は、同国の南海岸地域の一部に警報を出しました。それによると、強風は時速１６０キロ超にまで達し、建物や木々に損害を与える可能性があるということです。

英ロンドン・ヒースロー空港では、現地時間の１８日朝から夕方まで、あわせて１００以上の発着便が欠航しました。

このうちブリティッシュ・エアウェイズは、ロンドン市内の各空港を発着とする国内・国際線あわせて少なくとも８０便が欠航しました。

同社は声明の中で、英国内の各空港でユニスによる荒天が予想されることから、大きな混乱が発生しうるとしています。

また、イギリスの鉄道会社ナショナル・レールもウェブサイト上で、英全土で鉄道の運行に支障が生じており、ウェールズ地方では１８日はすべての鉄道が運休となったとしています。

さらに、船舶の運航状況を追跡するサイト「ダイレクト・フェリーズ」によりますと、イギリス発着のすべての船舶は運航を見合わせているということです。

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