May 30, 2016 21:07 Asia/Tokyo
  • アメリカの教育システムで人種差別

アメリカの裁判所が、ミシシッピ州クリーブランド市に対し、学校での人種分離を撤廃するよう命じました。

CNNによりますと、アメリカで人種差別が日ごとに拡大する中、連邦裁判所は、クリーブランドの学校が今も人種で分離されているとしています。

こうした中、学校を人種で分離することは、アメリカの憲法に反する行為と見なされ、およそ60年前に同国の最高裁判所は、教育機関での人種分離は本質的に不平等と見なされる、との判決を下しました。

その一方で、1990年から、一部の複雑な法の可決、差別行動、不公正な分割、人種に基づく移動といったことが、アメリカでの人種差別を復活させています。

この報告によりますと、最近、独立系の団体が、アメリカ全国で、人種差別が行われている複数の学校を調査しました。

この調査の結果、人種差別が行われている学校の数は1988年から現在まで二倍に増えていることがわかりました。この数は2762校から6727校に増加しています。

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