スカッシュ世界王者、「パレスチナ人への圧制についても語るべき」
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エジプトのスカッシュ選手、アリ・ファラグ氏が、スカッシュ世界選手権で優勝を収めた後、表明の中で、世界のスポーツ機関のダブルスタンダードな態度を批判し、「ウクライナについて語られるなら、パレスチナやその国民に対して行われている圧政についても語るほうがよい」としました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
3月 14, 2022 19:03 Asia/Tokyo
  • エジプトのスカッシュ選手、アリ・ファラグ氏
    エジプトのスカッシュ選手、アリ・ファラグ氏

エジプトのスカッシュ選手、アリ・ファラグ氏が、スカッシュ世界選手権で優勝を収めた後、表明の中で、世界のスポーツ機関のダブルスタンダードな態度を批判し、「ウクライナについて語られるなら、パレスチナやその国民に対して行われている圧政についても語るほうがよい」としました。

ウクライナでのロシアの軍事作戦は、ロシアにとってスポーツや経済、政治といった部門での負の結果を引き起こしています。FIFA国際サッカー連盟や、IOC国際オリンピック委員会をはじめとする各スポーツ機関は、ロシアのスポーツ選手や代表チームの国際大会への出場権を剥奪しています。

IRIB通信によりますと、ファラグ選手は、イギリス・ロンドンでの大会で世界チャンピオンになった後、ウクライナ危機についてコメントを求められた際、西側のダブルスタンダードな政策を非難すると共に、「これまでに、スポーチ選手らが様々なスポーツ大会において政治について語ることは許されていなかったが、今や状況が突然変わり、それが許されている。このため、我々選手がこれに関して発言を許されるなら、世界の人々が世界各地で行われている圧政に視点を向けるよう期待する所存である」としました。

ファラグ選手はまた、世界のどこであっても、何者も殺害と圧制を決して容認すべきではないとし、「パレスチてナ国民は70年間以上に渡り、シオニスト政権イスラエルから抑圧されている」と述べました。

 


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