4月 03, 2022 18:10 Asia/Tokyo
  • 小売り・IT大手アマゾン物流施設の従業員ら
    小売り・IT大手アマゾン物流施設の従業員ら

米ニューヨーク市スタテン島にある小売り・IT大手アマゾン物流施設の従業員らが、労働組合の結成に関する投票を行い、アメリカ国内にあるこの巨大企業の施設では初となる労働組合の結成が可決されました。

ユーロニュースによりますと、1日金曜に行われた投票で労働組合結成案は、従業員総数の約55%に当たる2654票の賛成を得て可決されました。

NLRB全米労働関係委員会の報告によれば、同案に反対したのは45%となる2131票でした。

アマゾン経営者側はもちろん、投票前に同案に対して疑問を提示しようと努めてきましたが、最終的に結果を覆すことはできませんでした。

一部のアナリストは、「アマゾン労働者の、米国内で初となる同社施設労働組合結成という勝利は、就労状況に関して抗議したい労働者にとっての転換点である」と指摘しています。

一方のアマゾンは、投票で同案が可決されても次の手を検討しているとしました。

同社は、NLRBのような従業員選挙の監査役が今回の投票に影響を与えたとして非難しています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem


 

タグ