米議員ら、「より強力で長期的な対イラン合意が必要」
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アメリカの民主・共和両党の議員ら
アメリカの民主・共和両党の議員らが、「バイデン現大統領には、より強力で長期的な対イラン合意を成立させてほしい」との要望を示しました。
ファールス通信によりますと、米下院軍事委員会の副委員長を務めるエレイン・ルリア民主党議員はこれに関して、「我々は、また別の新たな失敗する合意には耐えられない」と述べています。
また、ジョシュ・ゴットハイマー共和党議員も、「短期的で脆い合意ではなく、より強く長期的な合意が必要だ」としました。
さらに、もう1人の共和党議員ディーン・フィリップス氏も、「我々は合意自体には反対していない。我々が反対しているのは、イランの核兵器獲得や製造を完全に禁じない合意だ」と語っています。
こうした中、アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相は今月4日、ツイッターにおいて、対イラン核合意の復活を目指すオーストリア・ウィーン協議に関して、「ウィーン協議のプロセスに小休止が見られるなら、それはアメリカ側の過剰な要求が理由だ」と述べました。
そして、「我々は決してアメリカの出すぎた要求は呑まない」とし、「アメリカ政府が現実的に行動すれば、合意は成立可能である」としています。
イラン制裁の解除を目指してのウィーン協議の第8ラウンドは、今年2月8日にウィーンで再開されましたが、同3月11日に再び小休止に入りました。
核合意に違反した側としてのアメリカが、依然として問題解決のための政治的な決定を下していない項目には、制裁対象者リスト一覧からの個人・法人の削除および各種の保証や確約があげられます。
アメリカは、協議の間にイラン国民に対する制裁を解除していないばかりか、先月30日には一部のイランの個人・団体に対する新たな制裁が、同国財務省によって発動されています。

