米が、世界での燃料価格の高騰に関して警告
4月 07, 2022 14:07 Asia/Tokyo
アメリカ財務省が、「ロシア産原油輸出の完全な禁止は、全世界での燃料価格の大幅な高騰を招くだろう」として警告しました。
ジャネット・イエレン米財務長官は、「特にヨーロッパをはじめとする多くの国がロシアの原油に依存しており、我々がロシアからの原油輸入を完全に禁止すれば、アメリカやほかの世界各地でおそらく、燃料価格が軒並み上昇するだろう」と述べています。
ロシアは世界最大の産油国の一つで、1日あたり400万~500万バレルを輸出しています。
日本やアメリカ、イギリス、EU諸国、およびそのほかの国は、ウクライナでのロシアの特殊軍事作戦に反応を示する形で、ロシアの個人や企業に対する一連の制裁を行使しています。
こうした中、IEA国際エネルギー機関のファティ・ビロル事務局長はツイッターで、「当機関は米国の緊急用備蓄のうち、6000万バレルを含む合計1億2000万バレルの原油を市場に放出する」と語りました。
今月1日、31のIEA加盟国の臨時閣僚会議で、緊急用石油備蓄の放出が決定されました。
先週、米国が自国の戦略的石油備蓄の放出の可能性を発表し、また中国・上海でのコロナ関連の広範なロックダウンが実施された後、石油価格は下落し、米国の代表銘柄でさえも1バレル100ドルを下回りました。
こうした中、今週の取引開始と同時に、ロシアとヨーロッパの間の緊張が再び激化しり、石油供給に対する懸念が高まりましたた。
この問題は、コロナ後の産業活動の再開とともに、石油価格を再び上昇させた形となっています。
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