4月 30, 2022 19:31 Asia/Tokyo

ロシアのラブロフ外相が、今年2月24日以降にウクライナから100万人以上がロシアへ避難したとしました。

ロイター通信によりますと、ロシア外務省は30日未明、ラブロフ外相が中国国営の新華社通信へ語った発言を発表しました。

ラブロフ氏はこの中で、ウクライナ市民280万人がロシアへの避難を希望していると述べました。

一方のウクライナ側は、数千人の市民が強制的にロシアに移送されたと主張しています。ロシアが掌握を宣言した南部マリウポリでは、民間人避難は進展が見られていません。

ラブロフ氏はまた、米国やNATO北大西洋条約機構に対し、ウクライナへの武器供与を中止することも求めました。

そして、米とNATOが危機解決に「本当に」関心があるならば、ウクライナへの武器供与を止めるべきと指摘し、「NATO諸国は、ウクライナ政権支持を表明することで、政治的合意による作戦終了をあらゆる手段を講じて妨げている」と述べました。

 


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